作家紹介をいたします。

作家紹介

ここでは、新書作家について御紹介しましょう。
「前向きに!」だけじゃ人は救えない~『モデル失格』押切 もえ著(評者:澁川 祐子)小学館101新書、740円(税別)という新書を執筆した押切もえは、売れっ子ファッションモデルとしても有名です。
この本では、現在のモデルという人前で華々しくフラッシュを浴びる職業からは想像出来ないような、臆病で飽きっぽく、人見知りだったティーンエイジや、日雇いアルバイトなどをして生計をたてていた下積みの時代、頸部骨折という大ケガに見舞われるなど困難の多かった著者自身の半生を振り返り、「こんなに駄目だった自分でも今はこんな風に変わることが出来たのだから、あなたにも出来るはず、頑張って」という、困難や障害を乗り越えるための積極的思考を提唱しています。
彼女いわく、ありきたりの根性論や、したり顔の人道主義では本当に困難に陥っている人を救うことは出来ず、著者のように実際に同じような体験をした人の言うことでなければ実感として伝わってこないと言う意味のことを主張しているようです。
ただし、この本の中では、筆者のネガティブな過去とポジティブな現在のギャップだけが強調されている感があり、苦難や苦境を乗り越えるプロセスについて、充分記載されていないのが残念です。

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