ここでは、人気の高い新書について御紹介しましょう。
21世紀の産業革命は日本が起こせ~『日本経済の勝ち方 太陽エネルギー革命』村沢 義久著(評者:荻野 進介)文春新書、800円(税別)は、最近注目されている、人気の新書です。
本書では、現在の自然環境の破壊による地球温暖化・石油など燃やすタイプの資源が枯渇などという問題の解決・解消と、直面している経済危機からの脱出・永年的な経済成長の促進などを目的としたとき、太陽エネルギーを使用したソーラー発電・ソーラーエネルギーを使用した電気自動車が他の代替エネルギーよりも如何に優れているかと言う点を力説しています。
とうもろこしなどの食物を利用した燃料(バイオエタノール)や、石油・石炭などの化石燃料・水素エネルギーなどの代替エネルギーと太陽エネルギーを比較・検討し、設備投資やメンテナンスにかかるコスト・自然環境に与える影響・実用性・コストパフォーマンスなどの観点から考察し、太陽光発電が最も優れたエネルギーであることを主張しています。
しかし、ソーラー発電は光エネルギーから電気エネルギーへの変換効率が15~20パーセントと低いばかりでなく家庭向け製品の商品価格・設置費用などを合計すると270万円近くかかり、電気代の節約費を差し引いても、28年後にやっと採算が取れる計算になるなどという問題点もあります。